どうもチャオです😁
早速ですが、「ANKER Soudcore2」というスピーカーをご存知ですか?
PC周辺機器大手メーカーのANKERが2017/6/13に発売を開始した防水機能付きBluetoothスピーカーなんですが、コスパが非常に高くてアマゾンの売れ筋ランキング1位に長く輝き続けてきました。(本記事執筆時(2020/12/20現在)も1位)
多くのYoutuberが高評価レビューをしたことも売上を加速させたんでしょうね。
そしてこの2020年12月10日に、そんなSoundcore 2の性能を大幅に向上させたスピーカーがSoudcore 3として新発売されました!
「買うっきゃないよね」
と、いうことで早速レビューして行きたいと思います!
ANKER Soundcore3Wireless
ANKER Soundcore 3は人気ワイヤレススピーカーSoundcore 2の後継機種として2020年12月10日に発売されたポータブルワイヤレススピーカーで、チタニウムドライバーとデュアルパッシブラジエーターを搭載しているのが特徴です。
Soundcore3に搭載されているチタニウムドライバーは、ポータブルスピーカーに必要な軽さを持ちながら40kHzまでの周波数帯域に対応しており、音の歪みを最小限に抑え曲の細部まで忠実に再現します。
加えてドライバー出力を16WとSoundcore2の2倍したことで、音の鮮明さと豊かさが向上しています。
また、Soundcore2で定評のあったAnker独自のリアルタイム低音強化BassUpテクノロジーに、メインドライバーの振動に共振し音を出すパッシブラジエーターをデュアルで搭載したことにより、上げすぎると音割れを起こすほど低音がさらに迫力あるものになっています。
もちろんIPX7の防水性能と24時間の連続再生を可能とするバッテリー容量は引き継がれていますので、ポータブルとしての利便性は保たれています。
さらにはSoundcore2では対応していなかったSoundcoreアプリに対応したことで、スマホで4種類のプリセットイコライザーを選択したり、独自にカスタムすることも可能になったことと、PartyCast機能により最大100台のSoundcore3を接続できることも特徴的です。
●16W出力のチタニウムドライバー搭載で歪の少ない豊かなサウンドと40kHzの周波数帯域
●リアルタイム低音強化BassUpテクノロジーとデュアルパッシブラジエーターで迫力ある低音
●IPX7の防水対応
●24時間の長時間連続
●Soundcoreアプリ対応でイコライザー設定が可能に
●PartyCastで最大100台までのPartyCast対応デバイスと同時接続が可能
スペック
製品名 | Anker Soundcore 3 Bluetooth |
製品画像 | |
ドライバー | 18Wチタニウムドライバー |
Bass | デュアルパッシブラジエーター |
防水 | IPX7 |
Bluetooth | 5.0 |
Battery | 最大24時間の連続再生 |
サイズ | 約174×57×59 mm |
重量 | 500g |
対応 | Soundcoreアプリ / PartyCast |
発売日 | 2020年12月10日 |
価格(Amazon 2020/12/21現在) | 5,990 yen |
開封
それでは見ていきましょーっ
▼外箱はこんな感じ
▼中身を出してみました
▼正面 : Soundcore2ではネットにあった大きなANKERロゴが、下部にある「Soundcore3」のタグに変更。よりオーディオ機器的な見た目になりました。
▼右側面にUSB-Cの端子があります。
▼左側面には付属のストラップ取り付け穴があります。ストラップはただの紐なので正直付け難かったです。
▼上部操作部
操作方法 | |
①LEDインジケーター | 赤点滅 : 低バッテリー |
赤点灯 : 充電中 | |
白点灯 : フル充電 | |
②電源ボタン | 電源ON : 1回押す |
電源OFF :2秒長押し | |
③ボリュームを下げる | |
④多機能ボタン | 再生/停止 : 押す |
次の曲へ :2回押す | |
前の曲へ :3回押す | |
着信応答/通話終了 : 押す | |
現在の通話を保留、新規着信を受ける : 押す | |
着信の拒否 :2秒長押し | |
保留中の通話と現在の通話を切り替え : 2秒長押し | |
音声アシスタント起動 : 2秒長押し | |
⑤ボリュームアップ | |
⑥Bluetoothペアリング | ペアリングモード : 押す |
青点滅 | ペアリング中 |
青点灯 | ペアリング完了 |
▼背面
▼底面
Soundcoreアプリ
Soundcore3はSoundcoreアプリに対応したので、早速インストールしてみました。

▼スマホのBluetooth設定でSoundcore3とペアリングしてからアプリを立ち上げると接続デバイスが表示されます。
▼接続をタップするとメイン画面が表示されます。
ここでは音楽の再生 / 停止やボリュームの調整、右上の電源ボタンを長押しでSoundcore3の電源操作ができます。
▼右上の[・・・]をタップすると設定メニューが表示されます。
ここでは音声アナウンスのON/OFFに加えオートパワーオフやファームウェアの更新等が可能です。
▼HOME画面に戻り下部のイコライザーをタップすると、イコライザー設定画面に入れます。
プリセットの4種類からお好みのイコライザー設定にワンタップで変更できます。また右下のカスタムをタップすると自分で好きなイコライザー設定を作ることも可能です。
防水性能テスト
Soundcore3はIPX7の防水性能ということなので、簡単なテストを行ってみました。
●IPX7は「最長30分間水深1mに沈めても操作や動作に影響を及ぼさない」という規格
▼沈めました。

▼浴びせました。
テスト結果
IPX7は本来「静止した水深1mの水の中」というテスト設定ですので、シャワーを浴びせるのはやりすぎかなぁと思いましたが、テスト数日後の現在も何も問題なく動作しています。
この防水性能ならキャンプでも雨の中でも安心して使うことができますね😁
実際使ってみての感想
気になった点
●シリコン製の素材に指紋や汚れが付着しやすい。
●Soundcore2にあったAUX INが無くなっているので、音楽再生機やスマホと直接繋げて高音質な音源を再生できない。
●コーデックが非公開なので何で接続されているのか、40kHzという周波数帯域を活かせているのかが分からない。
といった感じです。
まぁ汚れに関しては拭けばとれますし、シリコンは濡れた場合に乾きやすいという利点もありますので一長一短で納得できます。明るいカラーが追加発売されたらそれも気にならなくなりますしね。
ただ、AUX INに関してはどうにもならないので非常に残念ですね。
サイズ感がちょうど良いので普段はデスク用として使用したいのですが、使う時にいちいちBluetooth接続からというのはやはり煩わしいです。
またコーデックが何か分からないので、40kHzという高い周波数帯域をしっかり活かせているのか分からないのもモヤモヤします。
遅延
iPhoneと接続してYoutubeでレビュー動画を視聴してみましたが、違和感を感じるほどのズレは感じられませんでした。
ただ、早口トークでは若干の遅延を感じました。ですので「遅延は一度でも感じると気になって仕方ない」という方は避けたほうが良いかもしれません。
音質について
最後に肝心な音質についてですが、これはこのサイズということを考えると非常に良い音を出していると思います。
16Wのチタニウムドライバーで解像度が上がったというキャッチフレーズ通り、低音強めの音楽を聞いてもボーカルが演奏に埋もれること無くハッキリと聞き取れます。
またデュアルパッシブラジエーターによる低音ですが、これは凄いですねw
イコライザー設定をせずフラットな状態で視聴しましたが、それでもこのサイズから出てきてるとは思えないほどハッキリとした芯のある低音が出てきます。
低音の質としては豊かで曲全体を支えるというものではなく、まっすぐストレートにプッシュしてくる低音ですね。
ですのでドンシャリが好きな方は特に楽しめるポータブルスピーカーだと思いますので是非チェックしてみてください。
▼動画では実際に収録した音質イメージをご試聴頂けます。